あなたは食に関してこだわりがありますか?
先週のONLINEクラス
ヨーガ・セラピー読み聞かせは
なんとも考えさせられました。
愛について。
アヒムサ(非暴力)について。
例えば
ベジタリアンの方と食卓を囲む時。
あなたは何か気をつけていることはありますか?
今はベジタリアン向け、
ヴィーガン向けのレストランも
充実してきたので
選ぶのが楽しいくらいですよね♫
一応、これを書く上で、
私の立場を表しておきますと、
私は何でも頂きます。
実はその昔、
ベジタリアンに憧れていた
時期もありました。
結局、貧血気味になってしまい
諦めました。
食事は個人差があるので、
一人一人が自分と対話をし、
その人にあう食事の内容、方法を
見つけていくものだと思います。
私はその人の選択を尊重したいです。
話を戻します。
日常こそYOGAの学び
先日のヨーガ・セラピー読み聞かせクラスでは
愛について。
アヒムサ(非暴力)について。
がテーマでした。
「もし、一緒にご飯を食べる人が
ベジタリアンだとして、
その人は災害時などで食べるものを
選べない時はどうする…?
その人に日頃から何でも
頂くことをすすめるのが愛??」
という話題が出ました。
私は何が正解なのか分からなくなり、
思考停止状態になりました。
家族なら
日頃から何でも食べるようにいうかも・・・
家族以外の人は放っておくの?
その前に、
嫌がってる人に無理に
食べさせるのは優しさと言えないと思う。
そもそも
そのシチュエーションって極端なんじゃない??
いや今は、
何がいつ起こるかわからない時代だ…
優しさって何?
愛って何?
とですね、
もんもんとした気持ちになってきたのでした。
ヨガは苦しみを手放す練習
そこから数日、
考えてしまいました。
ある時、
ふとサイモン先生を思い出しました。
私の師匠である
ヨガシナジーのサイモン先生は
厳格なベジタリアンです。
2018年、サイモン先生が初めて日本で
ヨガシナジー養成トレーニング
のため、滞在していた時のことを
思い出しました。
東京に2週間滞在していたサイモン先生。
毎日昼休みに通訳さんとスーパーへ
食材を買い出しに行っていました。
安心できる食材探しは大変だったようです。
トレーニングは
都会の会議室をお借りして
朝から晩までみっちり行われましたが、
疲労もあったけれど、
それ以上に貴重な体験であり、
充実感が勝りました。
サイモン先生から直接学べたこと、
優秀な通訳さんがついてくださったこと、
今も感謝しています。
そして迎えた最終日、
トレーニング仲間全員で先生を
日本食のお店に招待したんです。
ベジタリアンの方は、
カツオ節や煮干しでとられた
お出汁も本来は食べないですよね。
サイモン先生はその時、
お出汁の内容をわかった上で、
喜んで食べてくれていました。
(食べないものもありましたよ)
とにかく
提供された日本食にハイテンションで
リアクションして、
食べてまた、リアクション!
スゴク楽しんでくれていました😂
私もその姿に喜びを感じ、
すごく、すごくいい時間でした・・・。
サイモン先生のあの笑顔、
おおらかさが今も鮮やかに
思い出されます。
滞在中、
ちょっとでも体に良い食材をと
あんなに気をつかっていたのに、
あの夜は私たちとの食事を
積極的に楽しんでくれていました。
受け入れる
自分の考えは大切にした上で、
それを押し通すのではなく、
必要な時は自分のこだわりを少し手放す。
その場が調和されていく方を選ぶ。
受け入れる・・・。
あの空間には、
確かに愛があったと思うんです。
ようやくそこで
私は数日抱えていたモヤモヤを
吹き飛ばすことができました。
「正しさ」は重要じゃない
正しさを求めると、
それは立場によって変わってしまう。
正しさではなく、
優しさを選ぶことが、
愛に近いのではないかなぁ。
そんなことをサイモン先生の
姿から学びました。
オーストラリアの大自然で
生まれ育ったサイモン先生、
ヨギーそのものでした。
一緒に学んだメンバーも
個性豊かで面白くて・・・
いいご縁に恵まれました。
まだまだ勉強中ですが、
私もいつか
自分も人も大切に・・・
調和していける人に
なりたいです。
昨日の自分より、今日の自分を好きでいたい。
もっと気楽でいいんです。
お読みいただきありがとうございました!